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2012年9月17日月曜日

しゅーかんSTG Vol.12 『ガンフロンティア』

5112です。
いや~、昨日は死ぬかと思った。おかげでしゅーかんの更新が遅れました。
すんません。

さて、実に2ヶ月ぶりのしゅーかんSTG。今回のSTGは、
タイトーが放つ名作『ガンフロンティア』だ!!!!!

漫画のガンフロンティアとは、全然関係ないよ。まあ、こっちもオススメだけどね。
かっこいいからね。

・イントローーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

ガンフロンティアは、タイトーが1991年(俺の生まれた年だ!!)に発売した、
お世辞にも強いとは言えないショットと、カッコいいが発生が遅いボムを使いこなして、
宇宙賊ワイルドリザードをやっつける縦STGである。

地面に落ちている金魂アイテムを一定数とると、大ボムとしてストックされたり、
ショットを無駄うちするとランクが上昇するなど、後の名作『バトルガレッガ』に
大きな影響を与えたゲームである。

また敵弾が針弾であること、敵弾が多いことなどから、弾幕STGの祖だという人もいる。
まあ、自機の当たり判定はデカイんだけどね。

他にも独特のBGM、背景の美しさと隠しギミック、凝ったボスの登場シーンなど、
のちのSTGに与えた影響は計り知れない、素晴らしいSTGである。

ただ、いかんせん、知名度が低い

・STGとしての熱さーーーーーーーーーーーーーーー

まずゲーム開始から熱い!キュイーンとカッコよく自機が登場し、
ゆっくりと、しかし激しく、音楽が流れ始める。まるで映画みたいだ。

1面道中の敵はたいして強くは無い。しかし2面からは攻撃が急に激しくなる。
脅威的なのは雑魚敵が撃ってくる弾のほとんどが先読み弾であることだ。

先読み弾とは、単純な自機狙い弾ではなく、自機がこれから動くであろう方向に
撃たれる弾のことだ。
まあ、ガンフロンティアの先読み弾がどのレベルまで計算されて撃たれているかは知らないが。

いずれにせよ、切り替えしが恐ろしく難しいことは事実だ。
適当に避けてると自ら弾に突っ込むことになる。

そしてなんといっても興奮するのは自機の弱さだろう。

ショットは、パワーアップしても範囲が微妙に広がるだけのギャプラス弾

ボムは、レバーで爆発方向を変えれるが、発生が遅くて緊急回避には使えない

攻撃に加えて自機の弱さ拍車をかけるのが、移動速度。
遅い、めちゃくちゃ遅い。そのくせ、当たり判定は結構大きい。

こんな弱い自機を操作して、悪夢のような先読み&弾幕を避けねばならんのだ。
素晴らしい。僕の理想にかなり近いSTGである。

そして、もっとも熱いのがラスボス戦!

STG至上、こんなに熱いラスボス戦があっただろうか!?

自機の残弾は6発(だったと思う)・・・。
ラスボスの周りをくるくると回転するシールドが停止した瞬間、自機とボスが弾を早撃ち!!

僅かに遅れ、シールドに弾を防がれ挙句、ボスの攻撃に被弾し、炎上する自機の羽。
だが、自機は墜ちない。墜ちるわけにはいかない。
愛する人を、故郷を、そして惑星グロリアを守るため、再び勝負に挑む。

2発、3発、4発・・・。撃っては弾かれる自機弾。
そして次第に広がって自機を押しつぶそうとするシールド。

5発目・・・。前回とはシールドの隙間の位置が変わっており、むなしく弾かれる。
そしてボスの攻撃を避けきれず、被弾。

すでに両羽を失い、飛んでいるのがやっとの自機。
シールドをさらに広げ、ほくそ笑むワイルドリザード。

残弾は1・・・。撃たねば負ける。
これ以上シールドを広げられたら、自機は粉砕する。

シールドの停止と同時にショットをシールドの隙間に打ち込む。
ただそれだけに、全てを賭けるのだ!!

ラスボスを倒したときの感動がヤバイ
凄まじい達成感喪失感
スタッフロールに涙することだろう。

一発に全てを賭ける、まさにSTGの醍醐味。
シューターならになるだろう。

・バトルガレッガに与えた影響ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

バトガレの製作者は、ガンフロのようなSTGが作りたかったと言っている。

事実、ガンフロンティアとバトルガレッガを比較すると非常によく似た点がいくつも存在する。

まずボムシステム。ガンフロには大ボムアイテムこそ無いものの、ほとんど同じである。

そしてバトガレの一号機のボムは、ガンフロの自機ボムと使用が同じだ。愛を感じますね。

またバトガレといえば、2面のによる稼ぎが有名だが、これもガンフロに原点がある。
ガンフロンティアの5面にて、左端の森をボムで炙ると、ムササビ(?)がいっぱい出てくる
のだが、これをボムで炙ると稼げるのだ。

そーいえば、僕が作ったSTG『アルファガン』でも、2面の背景であるビルをボムで炙ると
稼げるんだよね。まあ、どーでもいいけど。

また細かい点で見てみても類似点は多い。敵の爆発とか、あと敵弾も同じ針弾だしね。

ガンフロとガレッガを見比べながらプレイしてみるのも、シュータとしては非常に楽しいものだ。

・世間での評価ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

まあ、世間での評価なんて、どーでもいいんだけど、一応。

ガンフロは正直言って、かなり人を選ぶSTGである。


まず難易度。連射装置がなければ、とてもではないがやってられないくらい敵が堅い。
異常な堅さだ。倒させる気がないんじゃないかと思う。
難易度に関しては製作者も失敗だったと語っていたような気がする。


また自機の弱さも、人によっては不快に感じるかもしれない。
特に最近のシュータは、弱い自機に魅力を感じない方が多いため、
ガンフロがクソゲーに見えるかもしれない。

ただ、STGとは、そもそも自機が弱いものなのだ。
インベーダーゲームを見ればわかる。あんなに自機が大きくて遅いのに
容赦ない敵の攻撃。そして一撃死。

ギャラカもキツイ攻撃してくるよね。自機は前後に進めないのに。

でもだからこそ、面白いんじゃないのかなぁ、と思う
(自機が弱いのはインカムを増やすためだと思うけどさ)。

弱い自機が、プレイ技術ひとつで色んなステージに進んでいく。
同じ背景かもしれない。同じマップチップが繰り返し使われているかもしれない。
同じ音楽が鳴りつつけてるかもしれない。背景すらないかもしれない。
でも、STGは常に僕達を未知なる冒険に連れて行ってくれるのだ。弱い自機で。

次はどんなステージなんだろう。この敵は初めてみるぞ、どんな攻撃をしてくるんだろう。
どんな仕掛けがあるんだろう。そしてどんなエンディングなんだろう・・・。

胸を躍らせて、コインをいれて、僕はレバーを握る(いやらしい意味じゃないよ)。

ガンフロもまた、未知なる新世界(フロンティア)を僕達に見せてくれるはずだ。

ゲーセンで見かけたら、ぜひプレイしていただきたい。

今週無理

あ~、死にそう、無理・・・。

2012年9月10日月曜日

大復活!!

5112です。いや~、よーやくデンケンが、いろんな意味で終わりました。

今日から安心して、しゅーかんSTGを更新できます。

まあ、今週こそしますよ!多分・・・。


しかし、デンケン、もうちょっと勉強すればよかったな~。
帰りの電車内でどんより・・・。

帰宅して、ようつべに、フラワーカンパニーズの新曲「エンドロール」のPVがあったんで、
見ました。

やっぱり、フラカンはいいね。どんよりしてても、がんばろうって気になります。

『ただの人間と名乗ってるだけで、なんにもできない肉のくず。だれか俺をののしってくれ』

ああ、そのとおりですね。落ち込んだ僕のココロにしみこんでいきます。
やっぱ、フラカンは最高ですな。


そういえば、昔、親がこんなことを言ってました。

「『』って字は、二人の人間が支えあって出来てるって言うけど、あれはだ。
 人とは、独りぼっちな状態を示してるんだ。もし、二つのものが支えあっているとするなら、
 それは、自分の肉体と精神だ。そしてそれは常に冷たい。
 

 逆に、『人間』という言葉がある。人間は人ではない。字をみれば分かる。
 人と人のの間に過ぎない。
 人間とは、大勢の人がいる中での、自分の立場とか、そーゆものを示してるだけで、
 決して人ではないし、自分そのものでも無いんだ。だから人間って言葉は全然素敵じゃない。

 この言葉の本当の意味が、最近、よーやく、分かり始めたような気がします。

2012年9月6日木曜日

今週末は

5112です。

今週末は神戸に忽然と姿を現します。きっとゲーセンにでもいるんでしょうな。はっは。