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2012年7月1日日曜日

しゅーかんSTG Vol.11 「アインハンダー特集その2」

5112です。
ごめんなさい、更新忘れてました

いや~、金曜に、まどマギを初めて見て、思わずはまってしまい、
気がつけば土曜・・・。

そーいや、ブログなんかあったな・・・。と思いながらも、
オールナイトでガンフロンティアをプレイ。
色んな意見があるけれど、やっぱりガンフロンティアって神ゲーだな
と思いました。

さて、今回のしゅーかんSTGは、アインハンダー特集・後編!!

アインハンダーを飾る素敵なボス達と演出、そしてアインハンダーの
STGとしての魅力に迫ります!!

・ボス達の魅力ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

アインハンダーは、画面の割には自機の当たり判定がデカイSTGだ。
しょーじきに言って、3WAY弾ですら避けづらい。

そのくせ、各ステージのBOSSは、何れも狂ったような攻撃ばっかりしてくる

どのボスにも、コアという弱点があり、ここに集中砲火すれば、あっさりと死んでくれる。
逆に言えばコアを知らなければ、なかなかダメージを与えられず、長期戦になりやすい。

アインハンダーのBOSSの攻撃は、初見だと避けにくいものが多く、速い攻撃や弾幕も多い。

その上、自機とBOSSとの距離がかなり近いために、突進などにも注意する必要がある。

実は、アインハンダー不人気の理由の一つがコレ。
理不尽だとかいう、ガッツの足りないヒトの意見が多い。

BUT!!アインハンダーのボス戦はかなり燃える!!
初見でのドキドキは、多分STGの中でも上位に位置するのではないだろうか?

そんな魅力的なBOSS達を全部紹介しよう!!
なお、BOSSの魅力を損なわないために、今回は弱点の位置は記載しない。
自分で調べてみてくれ!!!


〔グライフ SPJ15 GREIF〕
1面の中ボス。姿がエヴァっぽい。

私の中では、円盤下痢音と呼んでいる。

最初のBOSSなだけあって弱い、と言いたいが、ハードモードだとマシンガン攻撃の速さが
半端じゃなく、結構ボンミスしやすい。

またショットカノンも地味にウザイ。
ごく稀に、体当たりもしてくるので注意が必要だ。
実は、倒し方によって、その後の展開が変化する。

下半身のエンジン(円盤部分)を破壊して倒した場合、地下世界(裏1面)に行く。
また、1面のBOSSの色と攻撃方法が変化する。
これはシークレットボーナスでもあるので、ゴキブリ(隠し機体)を出したい人は、
ぜひチャレンジしていただきたい。

なお、5面にも、背景として登場している。

〔ドラッヘ SPKB03 DRACHE
1面のボス。
治安警察が帝都外壁警備の為に配備した重武装無人歩行戦車。

その姿から、ドラゴンだとか、ケルベロスとか呼ばれるらしい。
象だという人もいる。

1面ボスなので弱い、と思う人も多いが、初見だと、ヒートスタンプという攻撃で死にやすい。
また、ハードモードだと、当たり判定の割には厳しい弾幕も撃ってくるため注意が必要だ。

歩きながら攻撃する姿を3Dでうまく表現しており、アインハンダーのスタッフが
いかにSTG好きかを思い知らされるボスである。

最終形態がチョコボアーマっぽく、スクウェアだな~と思う。

上記のグライフの下半身破壊で進んだ場合は、色が緑色になり、
隠しガンポッドであるジュノーを装備している。

〔ガルネーレ SKP04 GARNELE〕
2面中ボス。
BGMの変化と共に登場する。どーしてなかなか、感動するシーンである。

本作においては比較的小型のBOSSだが、初見での死亡率は高い。

特にジャンプ攻撃は、安全地帯を知らないと死にやすいので注意。

他にも、マシンカノンと小型ミサイルの連携攻撃も辛い。
特に小型ミサイルが見えにくいので、地味に当たりやすい。

3Dであることを存分に生かした動きが面白く、個人的には好きなBOSS。
倒し方によって、死亡爆発演出が変化するなど、細かいギミックも見逃せない。

〔シュピンネ PGZ/L03 SPINNE〕
2面ボス。
2面は装甲列車ステージなのだが、その装甲列車の先頭部分であり、機関部分である。
最初は、自機と逆の方向を向いていたはずなのに、ボス戦では自機の方向を向いており、
線路上でどーやって方向転換したのか不明である。

まあ、戦車みたいに、回転部分が装備されているんでしょうな。はっは。

4つの巨大なアームに様々な武器を搭載しており、長期戦になるといろいろとヤバイ。

まず最初に、火炎放射と巨大マシンガンが装備されているが、
この二つの複合攻撃は、きちんと誘導しないとあっという間に詰んでしまう。

また小型戦闘機を発射してきたり、リング状のレーザーを打ってきたりとなかなか忙しい。

ただ、コアがデカく動かないため、集中放火すれば10秒以内に破壊可能
また、アームの武器を全て破壊されると、アームを無意味に回転させるだけの、
哀れな巨大扇風機と化してしまう、なんか悲しいボスだ。


〔ゲッコー SPKB08 GECKO〕
3面の中ボス。
蜘蛛のような姿と、7種類のレーザー・ビーム攻撃を持つ、印象的なボス。

レーザ攻撃が結構いやらしく、初見殺しも多い。
またレーザー砲破壊時の第二形態へのモーションも、安全地帯を知らないと突進されやすい。

また、接近しすぎると、変な対空機雷を撃ってくるので注意。

初見だとコアが分かりにくく、長期戦になりやすい。

戦闘ステージが狭いため、地形接触によるミス、及びガンポッド損傷にも注意したい。

3D演出をよく生かした動きは素敵。本当にこのスタッフはSTG好きなんだな、
としみじみ思わされる。


〔グスタフ PR01 GUSTAV〕
3面ボス。
三角のキャタピラが特徴の戦車。

ゲッコーより小さく、一つ一つの攻撃方法は地味なため弱そうだが、
それらの連携攻撃は、初見だと、STG上級者ですら簡単に殺してしまう。

また、自機の後方に回り込むことも多く、後方攻撃手段を持っていないとかなり辛い。

ゲッコー同様、戦闘ステージがかなり狭く(地下へ下るエレベータ内)、
地形接触にも注意が必要な上、グスタフの動きに合わせて、
地形が左右に揺れるため、よく見てないと、自ら地形に突っ込むことになる。

そして、この狭い地形を存分に生かした連携攻撃は、かなり鬼畜
コアを知らなかったり、有効なガンポッドがないと長期戦になりやすく、死亡率は更に増える。

無敵体当たり攻撃も強い。

攻略方法としては、後方に回り込まれたとき、恐れず接近して、
自機のアームでパンチしまくること。こうすると比較的早く倒せる。
藤壺ガンポッドも有効だ。

〔ザラマンダー EU46 SALAMANDER〕
4面の中ボス。
カブトガニみたいな姿の潜水艦。

陸戦にも長けた設計になっており、地味に強い。

第二形態での巨大な腕を使った新体操みたいな攻撃が魅力。

やっぱりというかコアを知らないと、長期戦になりやすい。

攻撃方法は結構いやらしいものが多い。

特に誘導ミサイル&しっぽブレードの連携は、避けづらく、慣れていても死にやすい
(そのため上級プレーヤはこの攻撃をされる前にコアに集中攻撃して倒してしまう)。

他にも馬鹿でかいレーザー攻撃を振り回してきたり、グルグルパンチをかましてきたり、
懸垂みたいな事をしたりと、どーしてなかなか、ラブリーなボスだ。

死に際に、腕を振り回して暴れてくるため注意が必要。



〔シュトゥルムフォーゲル SPKB04 STURMVOGEL〕
4面のボス。
歩行型戦車。

アインハンダーのボスがいかに狂っているかを象徴するようなボス。

まずは、BGMにあわせて軽快なステップをしながら登場。

とても可愛らしい。

たぶんダンスエナジーを溜めているんでしょうな、はっは。

運が悪いと、見えにくいサイドワンダーと複合攻撃をかましてくる。
これが、とてつもなく、避けにくい。

ある程度時間がすぎると、どこからともなく、飛行ユニットが登場、合体。

合体すると気持ちいいのか、突進してくるため、注意が必要だ。

んで、合体すると、もう最悪。

長期戦になると、かなりきつく、ハードモードだと回避不可能なんじゃないのかってくらい
凄まじい連携攻撃をしてくる。

このボスは、最初に登場する足部分と、後に登場し合体する飛行部分に分かれており、
合体後、足部分を破壊すると、飛行部分のみとなる。

このとき、飛行部分が、テスラシールドとかいう、ポリゴン状の球体を発射してくるのだが、
これがかなり凄い。いや、マジで。
攻撃を当てると、形が変化して、どんどん避けにくくなる。
見た目はかなりカッコイイ

シュトゥルムフォーゲルはBGMにあわせて踊っているボスなので、
気がつけばこちらも体を上下させながらプレイすることになる。

なお、このBOSS戦の直前で、敵基地の原子炉を破壊していれば(結構やばいね)
シュトゥルムフォーゲルの耐久力がかなり下がる。
原子炉破壊はシークレットボーナスでもある。



〔ゲシュテル SPKB06 Ausf A GESTELL〕
5面の中ボス。
ゴリラ。動きがヤバイため、サイボーグしか搭乗できないらしい。

中ボスのくせに、ハードモードだと5面のボスより強く感じる。

ゲーム全体を通しても、かなり強いボスであり、死亡率も高い。

理由として、

・多彩な攻撃

サマーソルト、裏拳、コンテナ投げなどの攻撃を至近距離でしてくる

・やけに硬い装甲、多い耐久力

などがある。

特に、格闘技がかなり強く、知らないと簡単に死んでしまう。
全体的にも突進技が多く、動きをきちんと覚えることが攻略の鍵となる。
また画面奥に行くことも多いため、なかなかダメージを与えにくい。

ボス戦の直前に、画面奥を歩いている姿をみることができる。
ノーマルモードくらいだと普通に歩いていて可愛らしいのだが、
ハードモードだと、狂ったような歩き方をしている。
実際、ハードモードでの強さは異常である。



〔デューラー SPKB07 Ausf D DURER〕
5面ボス。
人型戦車らしいが、姿は、なんかガンダムでみたことがある。

様々な攻撃を持っており、何れも強力。
やっぱりアインハンダーのボスのヤバサが伝わってくるボス。

まず、マシンガンだが、速度が尋常ではなく、切り替えしが結構難しい。

ランチャーも地味に避けにくい(とゆうか速い)。

特に、安地レーザ&自機の周り3方向から3WAY弾を空間転移させて
撃ってくる攻撃(なんのこっちゃ)の組み合わせは最悪であり、避けれない。

また、戦闘ステージが、右上に若干傾いているため、低空飛行していると、地形接触しやすい。

弱点であるコアに集中攻撃すれば、簡単に倒せるが、知らなければかなり長期戦になる。

攻撃が激しいため、ガンポッドを破壊されやすい。

動きがおもしろい。というか、アインハンダーのボスは本当によく動く。
やるな、スクウェア、といいたくなるボス。

なお、スクウェアはこの後、某サカグチの無謀な3D映画のせいでとんでもない赤字
(約130億円)を抱えてしまう。
そして、有能なスタッフたちも、逃げていくのであった・・・。

これのせいで、ゼノギアスは、ディスク2が早足になったり、続編が出なくなったり
してしまった。アインハンダーのような名作も、作られにくくなっていく。

ああ!!映画を作るときは、よく考えようぜ。


〔ガイアー SR01 GEIER〕
6面の中ボス、というかステージそのもの。
雰囲気てきには、R-TYPEの3面を思い出していただきたい。

制限時間内に、2つの巨大なエンジンを破壊すればよい。
制限時間内に倒せなかった場合は、残機にかんけーなく、強制的にBADENDになる。
時間内に倒せそうにない場合は、残機を潰してでも、死ぬべきである。

こいつ自体の攻撃も、まあ、強いが、むしろ周りをうろちょろしているザコのほうが怖い。
突進されないように気をつけよう。

制限時間とBGMのおかげでかなり熱い戦闘が楽しめるボス。
シークレットも持っているので、きちんと攻略したい。

〔シュヴァルツガイスト SS01 SCHWARZGEIST〕
6面のボス。
登場時、青空を横切る姿は感動する。こいつのBOSS戦のBGMもカッコイイ。
地球をバックに、黒いキノコみたいなボスとの戦闘シーンはかなり感動もの。

攻撃方法も結構強い。

まず、安地レーザー。コレ自体は弱いが、破壊時に拡散弾を出す機雷との複合攻撃は
場合によっては辛い。

また、A.L.S.(アクティブレーザーシールド)による防御&攻撃も初心者には辛い。

画面奥に行って、誘導レーザーを撃ってきたり、地味によけにくい扇弾とかも凶悪だ。
大量のミサイル群も、弾幕を張りづらい本作においては脅威と化す。

コアの位置が分かりにくいため、長期戦になりやすい。
なお、上部のハッチを破壊すると、撃破後に隠しボスが登場する。
シークレットなのでぜひ。

ちなみに、攻略方法として、自機のアームを使った速攻がある。
やり方はあえて説明しないが、動画などでアップされているため
見てみるのもよいだろう。結構簡単そうにみえるが、やってみるとかなり難しい

〔モニター MS01 MONITOR〕
隠しボス。上記のシュヴァルツガイストのハッチを破壊した場合にのみ登場。

小型で耐久力も低いが、攻撃は地味に激しい。

弾幕&突進は、初見だと避けにくい。
特に弾幕は結構辛い(だって当たり判定がでかいんだもん)。

ふわふわゆらゆらと、予測しにくい動きも多く、自機後方にいくことも多いため、
ガンポッドがなければ長期戦になることも。

特に、シュヴァルツガイスト戦で消耗した後なので、火力不足には注意だ。

なお、こいつ戦で死ぬと、またシュヴァルツガイスト戦なので、辛い。

〔ヒュペリオン UCS マーク12 HYPERION UCS MK.XII〕
ラスボス。
自機に対して、色んな指令をしてたやつ。

強力な誘導&一時停止弾などの特殊弾複合攻撃は、避け方を知らないと上級者でも
死んでしまう。

また、画面全体を覆う巨大レーザや、ファンネルみたいな攻撃、地味に強い突進など
注意すべき点は多い。

このステージは宇宙空間であるためか、移動がかなり特殊であり、
キー入力してるのに実際は全然動けてないということがあり、敵弾を避けれないことも多い
(逆にかなり移動できる方向が存在し、それを知っていれば大抵の攻撃を避けることが
可能である)。

コアの位置が分かりにくく、さらに小さいため、かなり長期戦になる。
しかも5分以内に倒さないと、絶対に回避不能なレーザー攻撃をしてくるため、
プレッシャーは大きい。

アインハンダーのラスボスを飾るにふさわしいボスである。
こいつをはじめて倒したとき、感動して泣いた


・アインハンダー、STGとしての魅力ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

やはり、演出だろう。3D表現を存分に生かした魅せるSTGである。
難易度も理不尽な点も多いが、決してバランスが悪いというわけではない。

散様風にいえば、戦いには貴賎があるのだ、といった感じである
覚悟のススメを知らない人はごめんね、覚悟のススメはオススメの漫画だよ)。

3D表現タイプのSTGとしては弾が見えやすい方だし、
背景も美しい(荒廃し、半分機械化された地球は、悲しくも美しいのだ)。

なんといってもびっくりするのは、ほとんどがシームレス(ホームレスじゃないよ)だということ。
途中にムービーが入るところ意外は全部読み込み画面なし。
確実に敵基地に侵攻していく過程がゲームを通じて語られるのだ!!

まあ、起動時に若干長い読み込みがあるんだが。

これらが複合されたアインハンダーは、GダラやR-TYPEΔにならんで
PS3D横STGの3大作品とされるほどだ。

ただ、結構賛否両論が激しい作品でもある。

やっぱりというか、難易度が高い(それも理不尽に)ため、バランスが悪いという見方も多い。
ガンポッドシステムは、パクリだという人もいる。そうかな~。

あ、あと多いのが、~のほうがおもしろいよ、っていう奴ね。

おれは、この、『~のほうが』って言葉が
大嫌いである。
(例:東方のほうが面白い、もしくは難しいよ) ←別に東方が嫌いなわけじゃないからね、

アインハンダーは、STGとしては結構売れた作品だが、当時はあまり評価されなかった。
なんでなのかは、僕にはよくわからん。

ただ、時代が進むにつれ、その演出のよさや、BGMの素晴らしさ、そして狂ったBOSS達が
再評価されることになった。

ある意味、前衛的な作品だったのかもしれない。

そーいえば、ゴッホだって、生きてたころは悲惨だったではないか。
生涯売れた絵は1枚しかなかったし、最後は自分の耳を切り落として売春婦に送り
銃で自分を撃って死のうとしたけど、すぐに死ねなくて、這いずりながら自分の
家のベットにたどり着き、その上で死んだ。

でも今は、ゴッホの絵は価値が億単位の作品と化している。

アインハンダーは、STGのゴッホ的作品なのかもしれない(なんだそりゃ)。

ぜひ、HD化してほしい。

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